航空会社のマイレージ(マイル)をたくさん貯めたいなら、そのマイルが良く貯まるクレジットカードを上手に活用することが重要です。
なぜなら、日頃の買い物や食事代、水道光熱費、スマホ代に交通費など、ありとあらゆる出費をマイルが貯まるクレジットカードで支払えば、よりたくさんのマイルを手に入れることができるからです。
そこで重要になってくるのが、
どのクレジットカードを選ぶか?
ということです。
JALマイルを貯めるマイラーならどんなクレジットカードを選べば良いのでしょうか?
JALマイルが貯まるクレカと言えば「JALカード」が有名ですが、JALカード以外にもマイラーにおすすめのカードがあります。
年会費が無料でJALマイルが貯まるカードもあれば、実はJALカードよりもマイル還元率が高いカードもあるのです。
この記事では、年会費(年間維持費)とマイル還元率に注目してJALマイルが貯まるおすすめクレジットカードをご紹介します。
この記事をお読みいただければ、きっとあなたにぴったりな「JALマイルが貯まるクレジットカード」が見つかるはずです。
目次
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JALマイラーおすすめクレジットカード5選
JALマイルが貯まるクレジットカードと一口に言ってもその種類は様々です。
年会費や付帯サービス、特典、マイル還元率などにそれぞれ違いがありますから、その中から自分にあったカードを選ぶ必要があります。
クレジットカードを選ぶ基準にはさまざまな観点がありますが、JALマイルが貯まるカードを選ぶときに年会費とマイル還元率を重視する人が多いのではないでしょうか?
なぜなら、できるだけお金をかけずにたくさんのマイルを貯めたいと考えるのが普通ですからね。
当ブログではJALマイルが貯まるおすすめクレジットカードとして、下記に挙げる5つをご紹介します。
まずは、
それぞれのクレジットカードがどんな人におすすめなのか、
年間維持費とマイル還元率にどのような違いがあるのか、
をご覧ください。
JALの飛行機に乗る機会があるマイラーにおすすめ

JALカード
年間維持費 5,000円(税抜)
マイル還元率 0.5%~最大2%
JALマイルと言えばJALカード。
買い物(クレジットカード支払い)でマイルが貯まるのはもちろんのこと、JAL便に搭乗するとボーナスマイルがもらえるので、年に一度でもJALの飛行機にのるマイラーにおすすめです。
4つあるカードグレードの中でも、年会費がリーズナブルでバランスの良い普通カードがおすすめです。
主に買い物でマイルを貯めるマイラーにおすすめ

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年間維持費 10,000円(税抜)条件付き
マイル還元率 1.125%
JALカードよりも買い物でマイレージを貯めやすいクレカの代表格。
どこで使ってもマイル還元率が1.125%なので、主に買い物でJALマイルを貯めるマイラーにおすすめです。
年間利用額200万円以上で年会費が10,000円(税抜)になるコストパフォーマンス抜群のプラチナカードでもあり、プライオリティパスやコンシェルジュなどの特典も魅力的です。
クレカ年間利用額200万円未満の陸マイラーにおすすめ

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
年間維持費 14,000円(税抜)
マイル還元率 1.125%
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスと同じく、どこで使ってもマイル還元率が1.125%なので主に買い物でJALマイルを貯めるマイラーにおすすめです。
年間利用額が200万円未満の場合は、年会費維持費が安いこちらを検討すると良いでしょう。
プラチナカード並みの補償額と家族特約がついた手厚い海外旅行保険が付帯する高スペックなゴールドカードです。
セゾンカード会員向けの新たなサービス「セゾンクラッセ」を利用すればセゾン・アメックス・カードのJALマイル還元率を1.375%に上げることができます。

とにかくカード年会費無料が良いマイラーにおすすめ

イオンJMBカード
年間維持費 無料
マイル還元率 0.5%
クレジットカード支払いに対して直接JALマイルが貯まる(ポイント交換ではない)カードの中では唯一、年会費が無料のクレジットカード。
とにかくクレジットカードの年会費は無料が良い、というマイラーにおすすめです。
他のカードに比べてマイル還元率は低いですが、電子マネーのWAON払いでもJALマイルを貯められるのが特徴的です。
飛行機もホテルもお得に利用したいマイラーにおすすめ

スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)
年間維持費 31,000円(税抜)
マイル還元率 1.25%
通称「SPGアメックス」と呼ばれる陸マイラーやホテル愛好者に大人気のクレジットカード。
マイル還元率が1.25%と高く、そのうえ、貯めたポイントを40以上の航空会社マイレージとホテル宿泊に使えるので、飛行機もホテルもお得に利用したいマイラーにおすすめです。
3万円の年会費を許容できれば、陸マイラー究極のクレジットカードと言えます。
以上の5つが当ブログがおすすめするJALマイルが貯まるクレジットカードです。
この他にもJALマイルが貯まるクレジットカードはありますが、正直言ってこの5つを押さえておけば問題ありません。
どうですか?
こうやって見くらべると、年会費やマイル還元率に違いがあることが分かりますよね。
それでは、それぞれのクレジットカードについて、さらに詳しく解説していきます。
JALマイレージと言えばJALカード

年に一度でもJALの飛行機に乗る機会があるマイラーには、JALカードがおすすめです。
- 年に1回でもJALの飛行機に乗る機会がある
- JALカード特約店を良く利用する
- 学生もしくは20代
マイル還元率
JALカードの強みは、買い物で貯まるマイル還元率が最大2%(100円=2マイル)であることです。
通常の還元率は0.5%(200円=1マイル)ですが、JALカード年会費に3,000円(税抜)をプラスして「ショッピングマイル・プレミアム」に入会すると還元率が2倍の1%(100円=1マイル)になります。

さらに、ショッピングマイルが2倍貯まるJALカード特約店での利用なら還元率が2倍の2%(100円=2マイル)になります。

ショッピングマイル・プレミアム+JALカード特約店、この組み合わせでJALカードを利用した場合に、還元率が最大の2%になるのです。

クレジットカード支払いでJALマイルが2%貯まるのはこのケースだけです。
カード年会費(年間維持費)
JALカードには「普通カード」「CLUB-Aカード」「CLUB-Aゴールドカード」「プラチナ」の4種類のカードグレードがありますが、ショッピングマイル・プレミアムに入会した場合のマイル還元率はどのカードグレードでも100円=1マイルです。
普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールドカード | プラチナ | |
年会費(税抜) | 2,000 | 10,000 | 16,000 | 31,000 |
ショッピングマイル・プレミアム年会費(税抜) | 3,000 | 3,000 | 無料(自動加入) | 無料(自動加入) |
年間維持費計 | 5,000 | 13,000 | 16,000 | 31,000 |
マイル還元率 | 1%(100円=1マイル) | 1%(100円=1マイル) | 1%(100円=1マイル) | 1%(100円=1マイル) |
普通カードの場合、カード年会費とショッピングマイル・プレミアム年会費の合計で年間維持費は5,000円(税抜)です。
どのカードグレードでも買い物でのマイルの貯まり方に違いはないので、初年度年会費が無料で年間維持費もリーズナブルな普通カードがおすすめです。
JALカードの特徴を解説しながら、厳選した4つのおすすめJALカードを紹介しています。

JALの上級会員のひとつである「JALグローバルクラブ(JGC)」へ入会を狙う場合は、その入会資格となるCLUB-Aカード以上を検討すると良いでしょう。
JALカードならではの特典がおすすめ
JALカードでしか受けられない特典やサービスがあるので、それらを利用したい人はJALカードを選びましょう。
JALカードを持っているだけで、JALグループ便に搭乗した際に、通常のフライトマイルに加えて入会搭乗ボーナスや毎年初回搭乗ボーナス、ご搭乗ごとのボーナスなどのボーナスマイルがもらえます。
普通カード | CLUB-Aカード/CLUB-Aゴールドカード/プラチナ | |
入会搭乗ボーナス(1回のみ) | 1,000マイル | 5,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル |
ご搭乗ごとのボーナス | フライトマイルの10%プラス | フライトマイルの25%プラス |
JALカードを持っていれば、家族それぞれが貯めたマイルを合算して使うことができる「JALカード家族プログラム」を利用できます。

家族で貯めたマイルを合算すれば、特典航空券への交換がしやすくなるので楽しみが広がりますね!
家族のマイルを合算する方法は、このJALカード家族プログラム以外にありませんので、家族のマイルを合算したい人はJALカードが必須になります。
JALカードには、学生と20代にしか発行することができない特別なラインナップがあります。
どちらも通常のJALカードとは比べものにならないくらいの豪華特典がついているので、学生さんや20代の人はこれらのJALカードを発行するのが絶対におすすめです。
- 在学中は年会費が完全無料
- オリジナルのボーナスマイル
- 在学中はマイル有効期限が無期限
- 特典航空券が最大60%割引き
- カード付帯旅行保険で安心

- 国内線サクララウンジの利用(年5回まで)
- 国際線ビジネスクラス・チェックインカウンターの利用
- マイル有効期限の延長(60ヶ月)
- 毎年2,500マイルプレゼント
- 100マイル単位でe JALポイント交換
- 搭乗ボーナスマイル優遇
- FLY ONポイント優遇
- ショッピングでマイル2倍、特約店で4倍

JALカードよりマイル還元率が高いセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード

JALの飛行機に乗る機会がほとんど無く、主に買い物(クレジットカード支払い)でマイルを貯める人にはセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス)がおすすめです。
- 主に買い物(クレジットカード支払い)でマイルを貯める
- クレジットカード利用額が年間200万円を超える
- プラチナカードを所有したい
マイル還元率
このカードで注目したい点は、どこで使ってもマイル還元率が1.125%(1,000円=11.25マイル)であることです。
このカードはセゾンカードなので通常は永久不滅ポイントが貯まりますが、別途「SAISON MILE CLUB」に登録をすることで自動的にJALマイルが貯まるようになります。
SAISON MILE CLUBに登録すると、クレジットカード支払い額に対してJALマイルと優遇ポイント(永久不滅ポイント)の2つが貯まるようになり、合わせて1.125%の還元率になります。
- ショッピング利用額の1,000円=10マイルが自動的に貯まる
- 「SAISON MILE CLUB 優遇サービス」で永久不滅ポイントが2,000円=1ポイント貯まる
優遇ポイントとしてもらえる永久不滅ポイントをJALマイルに交換することで、自動的に貯まる10マイルとの合計で1.125%還元(1,000円=11.25マイル)となるのです。
例えば、クレジットカード支払いが年間で80万円だとした場合、下記のようにJALマイルが貯まります。

JALカードの還元率は最大で2%ですが、それはJALカード特約店での利用に限られます。
それに比べて、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはどこで使っても1.125%還元なので、JALカード特約店を利用する機会が少ない人にとってはJALカードよりもマイルが貯まりやすいカードになります。
- 永久不滅ポイントは、1ポイント=5円相当です。
- 永久不滅ポイントは、200ポイント=500マイルでJALマイルに交換できます。
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カード年会費(年間維持費)
このカードの年会費は通常20,000円(税抜)ですが、クレジットカード支払額が年間200万円以上になると、次年度の年会費が10,000円(税抜)に割引されます。
そのうえ、SAISON MILE CLUBの登録料が無料なので、クレジットカード支払額が200万円を超える場合の年間維持費(入会次年度から)は10,000円(税抜)です。
そうなると、実は、この後にご紹介するセゾンゴールド・アメックスよりも年間維持費が安くなるのです。
年会費10,000円(税抜)でプラチナカードを持てることも、このカードのおおきな魅力のひとつです。
年会費がリーズナブルなプラチナマイルカード
年間維持費10,000円(税抜)とリーズナブルでありながら、プラチナカードとしての特典もしっかりと付いているので、プラチナステータスのマイルカードを所有したい人におすすめです。
プラチナカードはクレジットカード会社からの招待が無いと申し込めないものが多いですが、このカードは招待制ではないので誰でも申し込めます。
ビジネスカードですが会社勤めの人など誰でも申し込めますし、ビジネス関連の決済だけではなく日常の生活費などの決済にも使えるので、普通のクレジットカードとして問題なく使えます。
このカードとは別に「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」もあります。年会費は20,000円(税別)で同じですが年間利用額による年会費優遇はありません。
500以上の都市、140以上の国や地域で1,200ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス(プレステージ会員)」を無料で発行できます。
プライオリティ・パスで利用できるラウンジは、一般的なゴールドカード以上で利用できるいわゆるカードラウンジとはサービスの質が違います。
国内外のいたるところで、航空会社のラウンジや、それに相当するサービスレベルのラウンジを利用できるので、マイラーにとってはとても役立つ魅力的な特典です。
もちろん、国内の主要空港にあるカードラウンジも利用できます。
一流ホテルをはじめ、レストラン、スパ、ショッピングなどの優待サービスを取り揃えた、アメックスのプラチナカード会員向けの「オントレ」を利用できます。
- 会員限定の割引料金
- アーリーチェックイン、レイトチェックアウト
- 朝食無料サービス
- プール・スパ・サウナ・フィットネスジムの無料利用
- 会員専用テーブルの確保
- ウェルカムドリンク
- 会員限定メニュー
- 料金割引
- シェフの挨拶
セゾンプラチナ・アメックス会員専用のコールセンターが用意されており、24時間365日、専任のスタッフが問い合わせや相談に応えてくれます。
レストランの予約や旅行の段取り、お花の手配など、まるで専属秘書のようにあなたをサポートしてくれるプラチナカードならではのサービスです。
- 国内・海外旅行プランに関する相談
- 海外出発前の渡航先情報の案内(レストラン、エンターテインメント、ショッピングなど)
- 航空券・JR特急券などの手配
- ホテルの案内と予約
- レストランの案内と予約
- ハイヤー送迎サービスの手配
- フラワーギフト手配
海外・国内の旅行中の事故を補償してくれる手厚い旅行傷害保険(自動付帯)が付帯しています。
保険種類 | 補償内容 | 本会員 |
海外旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 1億円 |
傷害治療費用 | 300万円 | |
疾病治療費用 | 300万円 | |
賠償責任 | 5,000万円 | |
携行品損害 | 50万円 | |
救護者費用 | 300万円 | |
寄託手荷物遅延費用 | 10万円 | |
寄託手荷物紛失費用 | 10万円 | |
乗継遅延費用 | 3万円 | |
出発遅延費用 | 3万円 | |
国内旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
入院日額 | 5,000円 | |
通院日額 | 3,000円 |
海外での病気や事故の際には、日本語を話せる現地の医師の紹介や、救急車の手配、救急病院の紹介なをサポートしてくれる緊急アシスタンスサービスも利用できます。
家族特約は無く、追加カード会員の補償も無いため、補償対象はカード本会員に限られます。
クレカ年間利用200万円未満の陸マイラーならセゾンゴールド・アメックス・カード

先にセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスをご紹介しましたが、年間利用額が200万円を超えない人には年会費が安いセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンゴールド・アメックス)がおすすめです。
家族会員カードにも旅行保険補償や空港手荷物無料宅配サービスがついているので、家族で利用したい人にもおすすめです。
- 主に買い物(クレジットカード支払い)でマイルを貯める
- クレジットカード利用額が年間200万円未満
- 家族の旅行傷害保険もカバーしたい
マイル還元率
このカードもセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスと同じく、別途「SAISON MILE CLUB」に登録をすることでマイル還元率が1.125%(1,000円=11.25マイル)になります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスとの違いは、SAISON MILE CLUBの登録にカード年会費とは別で4,000円(税抜)かかることです。
カード年会費(年間維持費)
このカードの年会費は10,000円(税抜)です。
そこにSAISON MILE CLUBの登録料が年間4,000円(税抜)かかりますので、年間維持費は合計で14,000円(税抜)となります。
初年度の年会費は無料なので、初年度の年間維持費はSAISON MILE CLUB登録料の4,000円(税抜)のみとなります。
また、クレジットカード支払額が年間200万円以上となる場合、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのほうが年間維持費が安くなる(10,000円+税)ことを覚えておきましょう。
マイラーに嬉しい海外旅行に役立つ特典満載
ゴールドカードとしての付帯サービスが充実しているので、年会費分の価値が十分にあるクレジットカードです。
特に旅行傷害保険がプラチナカード並みに充実しており、家族特約もついているので、家族の海外旅行保険をカバーしたい人にもおすすめです。
ゴールドカードとしては破格ともいえる、プラチナカード並みの手厚い旅行傷害保険が付帯しています。
保険種類 | 補償内容 | 本会員 | 家族 |
海外旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1,000万円 |
傷害治療費用 | 300万円 | 300万円 | |
疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 | |
携行品損害 | 30万円 | 30万円 | |
救護者費用 | 200万円 | 200万円 | |
寄託手荷物遅延費用 | 10万円 | 10万円 | |
乗継遅延費用 | 3万円 | 3万円 | |
出発遅延費用 | 3万円 | 3万円 | |
国内旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1,000万円 |
入院日額 | 5,000円 | 5,000円 | |
通院日額 | 3,000円 | 3,000円 |
この補償内容が破格と言えるポイントは2つあります。
まず1つ目は、その補償額がプラチナカード並みに高いことです。
補償の中でも利用する可能性が高いと考えられる、病気や怪我の治療費用を補償する「傷害/疾病治療費」と、航空機遅延費用を補償する「寄託手荷物遅延費」「乗継遅延費用」「出発遅延費用」の補償額がセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスと同じなのです。
そして2つ目のポイントは、家族特約がついていることです。
そして2つ目のポイントは、家族特約がついていることです。
カードを所有している本会員に加えて、その家族(家族カードを持っていない)もほぼ同等の補償を受けることができます。
また、家族カード会員は本会員として補償を受けられるので、家族で海外旅行保険を利用したい場合には、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスよりも有利と言えます。
海外旅行傷害保険は自動付帯ですが、国内旅行傷害保険は旅行代金などをこのカードで支払うことが補償条件(利用付帯)になります。
国内の主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のラウンジ(カードラウンジ)を無料で利用できます。
国際線を利用して帰国した際、スーツケースなどの手荷物をカード会員ひとりにつき1個まで、空港から自宅に無料で配送してもらえます。(2個目以降は1個につき200円割引)
家族カード会員も利用できます。
年会費無料のマイルカードならイオンJMBカード

年会費が無料のクレジットカードでJALマイルを貯めたという人には、イオンJMBカードがおすすめです。
電子マネー「WAON」の支払いでもJALマイルを貯められるので、特にイオンを利用する機会が多い人にも向いています。
- クレジットカードの年会費は無料が良い
- 電子マネーのWAONを良く利用する
マイル還元率
このカードは、JALマイレージバンク(JMB)と電子マネー「WAON」の機能を搭載したクレジットカードで、JALマイルを貯める方法が2つあり、そのマイル還元率は0.5%です。
- クジレットカード支払い額に対して200円=1マイル(還元率0.5%)
- WAON支払いに対して200円=1マイル(還元率0.5%)
他のクレジットカードに比べるとマイル還元率が低いのですが、この後に説明するイオンのWAON優待日に買い物(WAON支払い)をするとマイル還元率が最大2.5%(200円=5マイル)になることは見逃せません。
MastercardブランドのイオンJMBカードを海外で利用すると、通常に付与される200円=1マイルに加えて、ボーナスマイルとして200円=1マイルが付与され、マイル還元率は1%(200円=2マイル)となります。(事前登録が必要です。)
VISAとJCBのJMBイオンカードは対象とならないMastercardブランド限定のボーナスマイルなので、イオンJMBカードを発行する場合はMastercardブランドがおすすめです。
カード年会費(年間維持費)
年会費(年間維持費)は無料です。
クレジットカード支払いに対してJALマイルが直接貯まる(ポイント交換ではない)カードで唯一、年会費が無料のマイルカードなので、とにかく年会費は無料が良い、という人にはおすすめです。
WAONでJALマイルが貯まる
このカードの最大のおすすめポイントは、イオングループの店舗をはじめ、ファミリーマートやローソンなどのコンビニエンスストア、マクドナルド、ビックカメラなど全国約428,000ヵ所(2018年10月末現在)のWAON加盟店(WAON支払い)でJALマイルを貯められることです。

特にイオングループのお店を良く利用する人なら、WAON支払いでJALマイルをバンバン貯められるのでおすすめです。
コンビニのファミリーマートは「WAONマイル特約店」なので、通常の2倍、200円=2マイルが貯まります。
ファミリーマートを良く利用する人は、コンビニの買い物でもしっかりJALマイルを貯められます。
イオンの店舗で実施されるWAON優待日にWAONで買い物をすれば、通常の2倍または5倍のマイルが貯まります。
毎月5が付く日(5日、15日、25日)の「お客さまわくわくデー」ではマイルが通常の2倍(200円=2マイル)貯まります。

毎月10日に実施される「ありが10デー」ではマイルが通常の5倍(200円=5マイル)貯まります。

このように、WAON払いでもJALマイルを貯められるのがイオンJMBカードの特徴ですが、WAONで無駄なくJALマイルを貯めるなら、イオンJMBカード以外のJMB WAONのほうがおすすめです。
なぜなら、イオンJMBカードは他のJMB WAONと違って、WAONへのクレジットチャージでJALマイルを貯められないからです。
ここではあくまで、「年会費無料のJALマイルが貯まるクレジットカードが欲しい人」へのおすすめとして紹介しています。
こちらの記事でJMB WAONの活用術を詳しく解説しています。

マイラー究極のクレカならSPGアメックス

飛行機だけではなく、高級ホテルにもお得に泊まって豪華な旅行を楽しみたい人にはSPGアメックスがおすすめです。
このカードを持っているだけで世界最大のホテルチェーンであるSPG&マリオットの上級会員資格(ゴールドエリート)が得られ、貯めたポイントはマイルとホテル宿泊に交換できるので、マイラーにぴったりな究極のクレジットカードです。
- 飛行機だけではなくホテルもお得に利用したい
- とにかくマイル還元率が高いほうが良い
- JAL以外の航空会社のマイルも貯めたい
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マイル還元率
このカードは、クレジットカード支払いに対して貯まるポイントをJALマイルに交換できます。
クレジットカード支払いに対して100円=3ポイントが付与され、
3ポイント=1マイルに交換できるので、
JALマイル交換率は1%(100円=1マイル)です。
それに加えて、一度に60,000ポイントをまとめてJALマイルに交換すると5,000マイルのボーナスが加算されます。
その場合、
決済額200万円で貯めた60,000ポイント=25,000マイル
となるので、マイル還元率は1.25%です。
還元率1.25%は、JALカードの1%(特約店除く)やセゾン・アメックス・カードの1.125%よりも高く、JALマイルが貯まるクレジットカードの中で一番高い還元率です。
カード年会費(年間維持費)
このカードの年会費は31,000円(税抜)です。
カードスペック的にはゴールドカード相当のクレジットカードなので、やや高めの年会費ですが、マイル還元率の高さと、この後に解説するおすすめポイントを考えれば、年会費に見合った価値が十分あるクレジットカードです。
マイルもホテルもこの1枚でカバー
このカードのおすすめポイントは、世界最大のホテルチェーンであるSPG&マリオットの上級会員資格を得られることと、抜群に使い勝手の良いポイントプログラムです。
このカードの最大の特徴であり、最も魅力的な特典といえるのが、SPG&マリオットの上級会員資格「ゴールドエリート」が提供されることです。
このカードを持っているだけで、本来であれば年間で25泊以上の宿泊を達成しなければ得られないゴールドエリート会員の資格が与えられ、カードを保有し続ける限りその特典を受け続けることができるのです。
全部で29ブランド、130を超える国と地域に6,700以上もあるSPG&マリオットのホテルでゴールドエリートとしての特典を受けられるのですから、旅行好きにはたまらない魅力的な特典です。

- 客室の無料アップグレード(チェックイン時の空室状況による)
- チェックアウト時間の無料延長(14:00まで)
- SPG&マリオットホテル利用料金1米ドルにつき12.5ポイント付与(通常より25%増量)
- 無料の高速インターネットアクセス
- ポイントによるゴールドウェルカムギフト (250~500ポイント)
ゴールドエリート特典の中でも特に嬉しいのは「客室の無料アップグレード」と「チェックアウト時間の無料延長」です。
予約した部屋よりグレードが高い部屋(高層階や眺めの良い部屋)にアップグレードされたら嬉しいですし、チェックアクト時間を延長できれば出発日の朝も慌てることなくゆっくりと過ごすことができますからね。
SPGアメックスで貯めたポイントをJALマイルに交換できることは説明しましたが、交換できるのはJALマイルだけはありません。
JAL以外の40社を超える航空会社のマイルに交換することもできますし、SPG&マリオットホテルの宿泊にも使えます。
しかもポイントの有効期限が実質無期限なので、貯めやすく使いやすい、抜群に使い勝手が良いポイントプログラムなのです。
- 40社以上の航空会社のマイルに交換できる
- SPG&マリオットのホテルに宿泊できる
- 有効期限が実質無期限
マイル交換では、日本を代表するJALとANAはもとより、エールフランスやアメリカン航空、アシアナ航空、ブリティッシュ エアウェイズ、キャセイパシフィック、デルタ航空にユナイテッド航空などなど、日本で馴染みのあるほとんどの航空会社が交換対象になっています。
マイル交換率は、ほとんどの航空会社がJALマイルと同じく基本1%、60,000ポイントをまとめて交換すると1.25%です。
どの航空会社のマイルを貯めるのかを決める必要もなく、ポイントが貯まったら好きな航空会社のマイルに交換すれば良いのですから、マイラーにはうってつけの最強のマイル交換プログラムです。
ホテルのポイント宿泊は、ホテル毎に設定されたカテゴリー(グレード)によって最低5,000ポイント(1泊1室)から交換できます。

例えば、東京にあるホテルとそのカテゴリーはこんな感じです。
ホテル名 | カテゴリー |
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル | 7 |
ザ・リッツ・カールトン東京 | 7 |
ウェスティンホテル東京 | 6 |
シェラトン都ホテル東京 | 6 |
ザ・プリンス さくらタワー東京 | 6 |
東京マリオットホテル | 6 |
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル | 6 |
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル | 5 |
コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション | 5 |
モクシー東京錦糸町 | 5 |
60,000ポイント貯めれば、このような高級ホテルに無料で泊まれるのです。
SPGアメックスで貯めたポイントは、12ヶ月の間にポイントの増減があればポイントの期限は失効しません。
つまり、SPGアメックスでクレジットカード決済をしてポイントを獲得し続ければ、貯めたポイントの有効期限は実質無期限なのです。
毎年カードを継続更新するたびに、世界各地のSPG&マリオットのホテル(交換レート1泊50,000ポイントまで)で利用できる無料宿泊特典(1泊1室2名まで)がもらえます。
無料宿泊特典で利用できるのは1泊50,000ポイント以下で宿泊できるホテルです。
一部の高カテゴリーホテルやピーク時に50,000ポイントを超える場合には利用できませんが、大半のホテルで利用することができます。
例えば沖縄だと、「ルネッサンス・オキナワ・リゾート」「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」「オキナワ マリオット リゾート&スパ」に泊まることができます。

そして、この無料宿泊特典の凄いところは、特典を利用できない、いわゆるブラックアウト日(特典除外日)が無いことです。
祝日や大型連休期間などの繁忙期でもスタンダードルームに空室があればいつでも利用できるので、使い勝手が良く、使い損ねることもありませんから、この無料宿泊特典だけでも年会費の元が取れます。
SPGアメックスを新規発行するなら、入会特典ポイントが39,000ポイントに増量される紹介プログラムを利用するのが一番お得な申し込み方法です!
是非、こちらから紹介プログラムをご利用ください。
本気でJALマイレージを貯めるならマイルカード2枚持ち!
JALマイルが貯まるおすすめクレジットカードを5つご紹介しましたが、
実は、JALマイルを本気で貯めるなら、
「JALカード+もう一枚」のクレカ2枚持ちがおすすです。
そして、JALカードとの2枚持ちにおすすめなのが、
この2つのクレジットカードです。
私の場合、最初はJALカード+セゾンゴールド・アメックス・カードの2枚持ちでJALマイルを貯めていましたが、最終的にはそこにSPGアメックスカードを加えた3枚持ちでJALマイルを貯めています。
JALマイルを本気で貯めるなら、是非、JALカード+もう一枚の2枚持ちをご検討ください。

JALマイルを貯めるクレカは年会費とマイル還元率に注目して選ぼう!
カード年会費(年間維持費)とマイル還元率に注目して、JALマイルが貯まるおすすめのクレジットカードをご紹介しました。
- JALの飛行機に乗る機会がある人には「JALカード」
- 主に買い物でマイルを貯める人には「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」か「セゾンゴールド・アメックス」
- とにかく年会費無料が良い人には「JMBイオンカード」
- 飛行機もホテルもお得に利用したい人には「SPGアメックス」
- JALマイルを本気で貯めるなら「JALカード+もう一枚」の2枚持ち
JALマイルが貯まるクレジットカードと一口に言ってもその種類は様々です。
カード年会費や付帯サービス、特典、マイル還元率などにそれぞれ違いがありますので、今回ご紹介したおすすめの中からあなたにピッタリなJALマイルが貯まるクレジットカードを見つけてください!
JALマイルが貯まるクレカ発行はポイントサイト経由がお得
おまけとして、ちょっとひと手間をかけるだけでクレジットカードをお得に新規発行できる方法をご紹介しておきます。
普通、クレジットカードを新規発行する時には、店舗などで配布されている入会申込書で申し込んだり、クレジットカード会社のWebサイトに直接アクセスして申し込むと思いますが、ポイントサイトを経由して申し込みをした方がお得です。
ポイントサイトを経由してクレジットカードを新規発行すれば、現金や電子マネー、AmazonやiTunesのギフト券、マイルなどに交換できるポイントがもらえるのでその分お得になるのです。
1枚のクレジットカードを新規発行するだけで数千円~10,000円相当くらいのポイントをもらえるので、ご興味がある人はこちら↓の記事を読んでお試しください。

SPGアメックスはポイントサイト経由よりも、すでにSPGアメックスを持っている人からの紹介プログラムで発行する方が断然お得です。
マイルを活用してお得に旅行したい!
世の中には知らないことがたくさんあります。
私にとっては「マイルの魅力」もそのひとつでした。
マイルに出会うことが無かったら、ビジネスクラスでハワイに家族旅行するなんてことも無かったことでしょう。

これからもマイルやクレジットカードのことを勉強して、家族との旅行をお得に楽しみたいと思います!
このブログ「マイルトリッぷらす」ではJALマイルを中心に、マイルやクレカなどの旅行に役立つ情報を発信していますので、よろしければまたお越しください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
特典航空券に交換できるほどの大量のマイルってどうやって貯めれば良いの?という人は、まずはこちらの記事から読んでみてください。
