こんにちは、MOZUです。
先日、ベトナムのハノイにANAのビジネスクラスで行ってきました。
普段はJAL派の私ですが、ハノイに行くときは羽田空港から行けて発着時間が使いやすいANAを利用しています。
ハノイはベトナムの北部に位置する同国の首都で、日本から飛行機で行く場合はハノイの都心部から北に約45kmほど離れたところに位置する「ノイバイ国際空港」を利用します。
乗れるだけでワクワクが止まらないビジネスクラスですが、空港でラウンジが利用できることもお楽しみの一つですよね!
今回は、ANAのビジネスクラスで利用したノイバイ国際空港「NIAビジネスラウンジ」の様子をレポートします。
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NIAビジネスラウンジの概要
営業時間 | 6:00~26:00 |
場所 | ターミナル2(国際線)のセキュリティチェック後、31番ゲート付近の4階。 |
設備 | 軽食、飲み物、テレビ、インターネット(Wifi)、新聞・雑誌、PC、コピー機、ファックス、トイレ、シャワー、マッサージ機、ロッカー |
ノイバイ国際空港にはANAラウンジが無いので、ビジネスクラス利用者やSFCなどの上級会員は複数の航空会社が共用するNIAビジネスラウンジを利用します。
NIAは、Noi bai International Airportの頭文字です。
ちなみに、JALのサクララウンジも無いので、JAL便を利用する際もこちらのラウンジが指定されます。
NIAビジネスラウンジの利用条件
ANA便の利用時にNIAビジネスラウンジを利用できる対象者は以下の通りです。
チェックインを済ませると搭乗券と一緒に「LOUNGE INVITATION」と書かれたチケットがもらえるので、これを持ってラウンジに向かいましょう。
ちなみに、このNIAビジネスラウンジはプライオリティパスやダイナースクラブでは利用できません。
プライオリティパスやダイナースクラブをお持ちの場合は、2018年に新設された「SONG HONG BUSINESS LOUNGE」を利用できるので、そちらに行きましょう。
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NIAビジネスラウンジの場所
NIAビジネスラウンジは、出国審査と保安検査を通過した後の保安区域内、31番ゲート近くの4階にあります。
ビジネスクラス利用者は搭乗券に押されている赤い「PRIORITY」のスタンプを係員に提示すれば保安検査の優先レーンを利用できます。
ノイバイ空港の保安検査はけっこう厳しくて靴まで脱がされます。
混雑時にはけっこう時間がかかりますから、ここでの優先レーンは非常にありがたいです。
保安検査を抜けて通路を左手に進むと31番ゲート付近にラウンジの入り口を示す案内表示があります。
案内表示の横にあるエスカレーターに乗れば4階にあるラウンジに行けます。
エスカレーターの乗り口にNIAビジネスラウンジを利用できる航空会社が表示されていました。
ANAとJALの他にも、タイ航空、エミレーツ、キャセイパシフィック、アシアナ、大韓航空、チャイナエアライン、カタールなど、アライアンスに関係なくたくさんの航空会社の指定ラウンジになっていることがわかります。
エスカレーターを上がった直ぐ横にラウンジの入り口がありました。
自動ドアを入った先にある受付でスタッフにLOUNGE INVITATIONを渡して入室します。
航空券やパスポートの提示は必要ありませんでした。
LOUNGE INVITATIONは受付で回収されてしまうので、ブログやSNSに画像を掲載したい人は事前に写真を撮っておきましょう。
NIAビジネスラウンジ内の様子
ラウンジに入って感じた第一印象は、
「とても明るくて開放的!」
ということです。
空港の最上部まで吹き抜ける高い天井、
滑走路に面して大きく開口したガラス張りの外壁、
この2つの構造が明るく開放的な空間を作り出している素敵なラウンジです。
受付から左方向に広がるラウンジスペースには、手前にソファー席、中央に飲み物や麺類を提供するサービスカウンター、そして一番奥に料理が並ぶダイニングスペースが配置されており、ほどよい広さだと感じました。
私がこのラウンジで一番気に入ったところは、滑走路に面した外壁が天井から床までガラス張りになっていて滑走路の様子が良く見えることです。
ラウンジから飛行機が見えるかどうかは、飛行機好きの私にとっては重要なチェックポイントなのですが、その点においてこのラウンジは文句なしの合格点です!
私は滑走路に向かっている窓際のソファー席を陣取り、出発準備の様子や離着陸する飛行機を食い入るように見ながら出発までのひと時を楽しく過ごしました。
ラウンジの最奥からの全体を見通すとこのようになります。
こうやって見ると、手前のソファー席は少し座席を詰め込み過ぎかもしれませんね。
私が利用した13時ころは写真の通りガラガラだったので快適に過ごせましたが、混雑時にはお隣さんとの距離が少し気になりそうです。
NIAビジネスラウンジの料理と飲み物
さて、ラウンジのお楽しみといえば、やっぱり料理と飲み物ですよね。
NIAビジネスラウンジで提供されていた料理と飲み物がどんなものなのか?順番に紹介していきたいと思います。
ラウンジの一番奥に位置するダイニングスペースの入り口には飲み物や麺類を作ってくれるサービスカウンターがあります。
カウンターの左側にはコーヒーや紅茶などの温かい飲み物とポテトチップやクッキーなどのスナック類が置いてあり、ここはセルフサービスで利用します。
ワインやウイスキーなど、ビール以外のお酒はこちらのカウンターでスタッフに注文して作ってもらうスタイルでした。
そして、カウンターの右側はフォーのコーナーになっていて、スタッフに注文するとスープを注いで温かいフォーを作ってもらえます。
この日はチキンとビーフの2種類のフォーと、インスタントヌードル?が用意されていました。
サービスカウンターの裏手が一段高くなっており、そこがダイニングスペースになっています。
料理の種類は豊富で、簡単に昼食を済ませるくらいなら十分な品揃えでした。
まずは主食になりそうなものとして、焼きそば、カレー、グリルチキンの煮込み、ライスとピラフなどがありました。
ライスにカレーをかけて食べれば十分にお腹を満たすことができます。
こちらは、魚の唐揚げとパンケーキ、おかゆ、カボチャのスープ。
そして、お寿司もありました。
連日おいしいベトナム料理を食べて満足しているとは言え、こうやってお寿司を目の前にすると、ついつい嬉しくなって摘まんでしまいます。
パンがベースになっているオードブルや生春巻き、ドライフルーツなど、お酒のおつまみになりそうなものもあります。
ドラゴンフルーツ、スイカ、メロンといったフルーツや、ロールケーキ、ティラミスなどのデザート類もありました。
飲み物の冷蔵庫には、Tiger、HANOI、333、3種類のビールと、10種類くらいのソフトドリンク、ヨーグルト、ミネラルウォーターなどが入っています。
そして、今回の私のラウンジ飯がこちら。
グリルチキンの煮込みライス添え、お寿司、生春巻き、オードブル、ティラミスをいただきました。
特別おいしい!ということはありませんが、どの料理も十分においしくいただけるレベルのお味でした。
外国だとお米がパサパサしていることが良くありますが、このお寿司はそんなこともなく美味しかったです。
ラウンジの良し悪しを判断うえで料理の品揃えを重視する人が多いかと思いますが、このNIAビジネスラウンジはしっかりと食事ができるラウンジです。
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NIAビジネスラウンジの設備
受付カウンターの右横には無料のマッサージ機がありました。
PCやコピー機、FAXが設置されたビジネスコーナーもあります。
ラウンジ内には無料のWifiがあり、各テーブルに置いてあるプレートに記載されたSSIDとパスワードで利用できます。
シャワー室もありました。
シャワー室の入り口はトイレの中にあり、利用するにあたっては予約の必要は無く、空いていれば勝手に使えるシステムです。
中には2つのシャワーブースがありました。
シャワーブース内はとても綺麗に清掃されていましたので、快適に使えそうでした。
シャワー室の中には洗面所があり、歯ブラシと髭剃り、ドライヤーがあります。
バスタオルとハンドタオル、ボディーソープとシャンプーがセットになって用意されているので手ぶらで利用できます。
今の時期のベトナムは比較的すごしやすい気候なのでシャワーを利用する人が少ないのかもしれませんが、真夏には混雑するかもしれませんね。
まとめ
ANAのビジネスクラスで利用したハノイ・ノイバイ国際空港のNIAビジネスラウンジの様子をレポートしました。
とても明るく開放的な作りが印象的で居心地が良く、料理と飲み物も充実した満足度の高いラウンジでした。
一つだけ心残りなのが、あまりお腹が空いていなかったのでフォーを食べられなかったことです。
次の機会があれば是非フォーを食べてみたいと思います。