こんにちは、MOZUです。
7月末に仕事で行った韓国/香港の旅行記の第2弾です。
前回は、羽田空港国際線ターミナルとSKY LOUNGE ANNEXについて書きました。

今回は、羽田空港から金浦空港(韓国)まで搭乗したJL91便(エコノミークラス)の様子と、韓国ステイ(日中は仕事なので、宿泊したホテルと食事の紹介が中心)について書きます。
目次
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JL91便(羽田→金浦)搭乗
搭乗する時間までは、SKY LOUNGE ANNEXでお茶を飲みながらゆっくりと過ごしました。
搭乗時間になったので、今回の搭乗口146に向かいます。
搭乗口146は、SKY LOUNGE ANNEXから5分程度の位置にありますので、搭乗開始時間の直前までラウンジで過ごすことが出来ます。
今回、搭乗するJL91便は、羽田空港を8:25に出発して韓国の金浦空港に向かう便です。
この便は、大韓航空とのコードシェア運行となっていて、大韓航空ではKE5708便となっています。
JALはワンワールドアライアンス、大韓航空はスカイチームアライアンスとそれぞれ別のエアライン・アライアンスに所属していますが、2016年12月から日本/韓国路線に限定してマイレージプログラムの提携が始まり、コードシェア運行や特典航空券による相互搭乗が可能となっています。
JALと大韓航空(KE)、特典航空券の相互交換を開始 | プレスリリース | JAL企業サイト
羽田空港を8:25に出発し、2時間20分の飛行を経て、10:45に韓国ソウルの金浦空港に到着します。
飛行時間は2時間20分なので、沖縄に行くのと変わらない距離です。
韓国は本当に近いので、国内出張と同じ感覚で行くことが出来ます。
今回購入したチケットは、エコノミークラスで予約クラスVなので、フライトマイルの積算率は50%です。
東京→ソウルの区間マイルが758マイルなので、その50%の379マイルと、JALカードのボーナスマイルが38マイル(10%)、合計で417マイルを今回のフライトで獲得です。
ビジネスクラス、上級会員などの優先搭乗が済んで、エコノミークラスの搭乗が始まりましたので、機内へと向かいます。
JL91便(エコノミークラス)機内の様子
今回の機材は、ボーイング787-8。比較的新しい機種なので、MAGIC5、個人用テレビ、電源付きで十分な装備です。
シート構成は、ビジネスクラスとエコノミークラスだけの構成となっており、私が予約した座席は通路側の27C、エコノミークラスでは前方寄り、翼の上に位置するシートでした。
シートは、いたって普通のエコノミークラスのシートです。
気兼ねなくトイレに立てるので、いつも通路側を好んで予約しています。
シートピッチは、こんな感じ。
私は、身長が178cmなのですが、膝が前のシートポケットに付くか付かないかという感じで、やや窮屈です。
JALの国際線エコノミークラスの売りである「新・間隔エコノミー」じゃ無いのが残念。
2時間20分の飛行時間なので、まぁ仕方ないですが、国際線の全線に「新・間隔エコノミー」を導入してくれれば、ますますJALを好きになれると思いますw
機内の様子はこんな感じ。
シートの配置は、2-4-2。前方に見えているのがビジネスクラスのシートで「JAL SHELL FLAT NEO」というタイプのシートですね。(あっちがいいな)
787は、従来の中型機に比べて窓が約1.3倍拡大されており、明るさに応じて5段階に調整できる電子シェードが装備されています。
機内の照明にはLEDが採用され、JALオリジナル照明プログラムでシーンに応じた色合いに変化します。
これまでの中型機に比べ、客室幅と天井高が拡大されていることもあり、全体的に綺麗で明るく、解放感がある雰囲気の機内です。
出発の時刻となり、飛行機は搭乗口を離れて滑走路に向けてタキシングして行きます。天気予報の通り、外は雨足が強くなっており、あいにくのお天気になっています。
離陸をして、シートベルト着用サインが消えると、お待ちかねの機内食のサービスが始まります。
私は、比較的なんでも美味しく頂けるたちなので、エコノミークラスの機内食でも楽しみにしています。
飲み物と食事が同時に提供されました。
韓国に到着したら仕事なので、お酒は控えてお茶で我慢です。
機内食の正確なメニューは分りませんが、メインはサンドウィッチの様なものでした。
パンが2枚に、ハムとレタス、ピクルスが効いたソースで美味しかったです。
小鉢は、右がカボチャのサラダ、左がデザートでフルーチェ(昭和の人しか分からないか)の様な味がしました。
朝の便なので、軽めの食事なのでしょう。
(ハーゲンダッツのアイスクリームが無いのが残念でした。)
食事をしている頃には、飛行機はすっかり雲の上に出て、外には綺麗な青空が広がっています。
食事をしながら映画を見ていると、あっと言う間に韓国が間近となり、ソウル金浦空港への降下が始まります。
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金浦国際空港に到着
その後、2時間20分の飛行を終えて、無事に金浦国際空港に着陸、到着となりました。
今回お世話になったボーイング787です。
日本のお天気とは違い、韓国はとても良いお天気の様です!
飛行機を降りて、入国審査に向かいます。
前回韓国に来たのは2004年頃だったと思いますので、13年振りくらいの韓国です。
前回も金浦空港に来たのですが、全く記憶がありませんw
他に到着便が重なっていないのか、入国審査はとても空いていて、ほとんど並ぶこと無く抜けることが出来ました。
午前11時ころの時間帯ですが、荷物のピックアップでも人がまばらでとても閑散としています。
とても空いていたので、時間がかかることなくスムーズに空港の外にでることが出来ました。
制限区域から出て来て正面にある、GATE2から外に出ます。
奥に、日本では撤退してしまったダンキンドーナッツがあります。
実は、ダンキンドーナッツはコーヒーが美味しいことで人気があるそうです。
そして、韓国はコーヒーの消費量が世界一らしいです。(韓国現地の人に聞いた話なので定かではありません)
確かに街中にはコーヒーショップがたくさんあって、スターバックスコーヒーを所々で見かけます。
なんと、スターバックスコーヒーのお店が世界で一番たくさんあるのも韓国だそうです。
金浦空港の外に出てきました。
日本と打って変わって、ソウルはとても良いお天気!
気温も30度以上あって、とても暑い。
湿度は日本と同じくらいなので、少し蒸し暑く、気候はほとんど日本と変わらない感じです。
金浦国際空港からソウル市街地へ
金浦空港からソウル市街地までは、8人まで乗れる大型(ジャンボ)タクシーで移動しました。
人数が多いときには、荷物もたくさん積めるのでジャンボタクシーが便利です。
車が大きい分、車内も広く乗り心地が良いでのおすすめです。
ソウル市街地(中心地)までは、タクシーで約40分ほどかかりますが、ジャンボタクシーの料金は35,000w(約3,500円)でした。
私たちが利用したタクシーの運転手は日本語が上手で、ソウル市街地に向かう車中、ずっと観光案内(しゃべりっぱなしw)をしながら運転していたので、飽きることなく乗っていられました。
空港からのタクシーは、日本からの観光客を乗せることが多いので、いつの間にか日本語を覚えたそうで、そんな運転手さんがたくさんいるそうです。
今回の目的地は、ソウルの江南区(カンナム)です。
金浦空港を出発して、ソウル市内を流れる大きな川「漢江(ハンガン)」沿いに走ること約40分ほどで到着しました。
まだホテルにチェックインできる時間ではなかったので、一旦、荷物をホテルに預けてランチに行くことにします。
韓国初日のランチ
韓国で最初の食事は、「ソルロンタン」です。
ソルロンタンは、韓国でポピュラーな料理のひとつで、骨付きの牛肉を長時間煮込んで作るスープ料理です。
私が注文したのは、牛テールのスープです。
ごろごろした大きめの牛テールがたくさん入っていて、いい出汁が出ています。
味付けは、たぶん塩味くらいだと思います。とてもあっさりとしていますが、牛テールの出汁がしっかり出ているので、とても旨みのあるスープでした。
隣にある素麺のようなものは、素麺です。スープが熱いうちに入れて食べます。
韓国と言えばキムチですが、韓国の食堂ではキムチがこの様に、切られていない状態で出てくるのが普通らしく、自分達で切り分けて食べます。
それと、食堂に入って席に着くと、注文する前にこの様な前菜的なものが出てくるのも韓国スタンダードです。
真ん中の緑の奴は、大きい獅子唐です。
味噌をつけてかじります。
味はピーマンに似た感じで先の方はほとんど辛くありませんが、食べ進めてヘタに近づくにつれ辛味が増していきます。
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ホテル「Shilla Stay Yeoksam」
韓国での滞在は、「Shilla Stay Yeoksam」というホテルに宿泊しました。
今回の目的地である江南区は、ソウル市内で最も裕福なエリアとしても知られており、多くのレストランや高級デパート、高級アパート、高層オフィスビルが立ち並ぶ、ビジネスと商業の中心地です。
そんなエリアにあるホテルなので、それほど規模が大きいホテルではありませんが、4つ星ホテルです。
チェックインを済ませ、案内された10階の部屋に向かいます。
入口から部屋に入ると、モダンな雰囲気のなかなか良さそうな部屋です。
1人には十分な広さです。ダブルベッドでゆっくり寝られそう。
ソファとデスクが窓側一杯に配置されているので、カーテンを開け難く、この点がイマイチでした。
なんとかカーテンを開けると。
10階なので、そこそこ眺めの良い町並みが広がります。
こうやって見ると、東京の町並みと雰囲気は同じですね。
飲み物は、自分で淹れるコーヒーやお茶があるくらい。ビジネスホテル並み。
無料の水が2本(1本は冷蔵庫に)ありました。
韓国では水道水をそのまま飲むという習慣は無く、水は買って飲むか、水道水を浄水器で濾過して飲むそうです。
滞在中は歯磨きなども含めて、ペットボトルの水を使っていました。
こちらがバスルームの入口、バスローブもあります。
トイレはウォシュレットです。
日頃、ウォシュレットを使い慣れてしまっているので、ホテルのトイレにウォシュレットがあるのは嬉しい装備です。
こちらがバスタブとシャワー。
シャワーカーテンが無く、ちょっとしたガラスの仕切しかないので、シャワーを浴びるときに、床を水浸しにしないように気を使いました。
アメニティー。
必要なものは揃っており、まぁ、普通です。
これが、部屋の奥(窓側)から入口方面を見たところなのですが、
黒い壁が可動式になっていて、それを動かすと、
バスルームが丸見えになりますw
海外では、部屋からバスルームが見える様になっている部屋は珍しくはありませんが、この規模の部屋で必要か?
バスルーム側から見るとこんな景色。
彼女がシャワーを浴びている時に、彼氏がベッドに横になってそれを眺める、
カップルは、これでキャっキャできそうですw
午後はお仕事&夕食
チェックインを済ませたら午後はお仕事です。
~~~お仕事中~~~
お仕事が済んだら、夕食に出かけます。
夕食は、ホテルから歩いていけるコリアンバーベキュー(焼肉)に行くことにします。
ホテル前の道路ですが、片側4車線の大きな道路です。
韓国滞在中に移動した範囲内は、この様に幅の広い道路ばかりだったので、韓国の道路は道幅がとても広いという印象を持ちました。
この江南区は裕福なエリアなので、走っている車も高級車が多いです。
高級外車に乗ることがステータスだという考えが強いそうで、特にベンツが人気だそうです。
そんなこともあってか、韓国でのベンツ販売台数は、中国、米国、ドイツ、英国に続いて世界第5位です。
このコリアンバーベキューのお店に入りましたが、なんて書いてあるか分かりません。
ハングルは本当に分かりません。
記号にしか見えません。
恐らく、24時間営業、ということだけが分かります。
日中はとても暑かったので、まずはビールで乾杯です。
「cass(カス)」という韓国でポピュラーなビールで、お味はバドワイザーに似た少し薄めのビールでした。違和感無く飲めます。
日本では食べられなくなって久しい「ユッケ」を食べました。
ユッケ、やっぱり美味しいです。
白い(黄色い?)のは、梨です。結構マッチして美味しかったです。
コリアンバーベキューと言われていますが、日本の「焼肉」と変わりはありません。
味付けも日本人の口に合ったもので、とても美味しいです。
(日本の焼肉が、韓国から来たもの、なのかな)
上の写真は、一番美味しかった骨付きカルビ!
やや甘めのタレに漬け込まれていて、とても柔らかく、美味しかったです。
(写真は排煙口の影が写りこんでしまい、イマイチになってしまいました。)
最後は、おこげスープで締めました。
おこげスープは、お米のおこげにお湯かお茶を注いだものなので、それ自体にはほとんど味は無く、素朴で胃にやさしい味わいです。
味噌スープとのセットになっており、それと一緒に食べたのですが、味噌スープの写真を取り忘れました。
コリアンバーベキューの後は、もう少しだけ、お酒を飲みに2次会に。
せっかくの韓国なので、マッコリを飲みます。
この器が韓国では普通なのかは分かりませんw
(戦後の給食の脱脂粉乳に見えなくもありません。私はその世代ではありませんが。)
このマッコリ、4合瓶ぐらい(700mlくらい)の大きさで1本4,000w(約400円)と激安で、とても美味しかったです。
奥に写っているのは、お通しで出たスナックです。チーズあられのチーズ無しみたいな素朴なお味でした。
コリアンバーベキューですっかりお腹が膨れていたのですが、韓国の「おでん」を頼んでみました。
お鍋がかなり使い込まれていて年季を感じます。
食べている途中の写真になってしまいましたが、最初からこんなもので、練り物しか入っていませんでした。
味付けはおそらく醤油ベースです。
日本のおでんとほとんど同じで、違和感無く食べられ、美味しかったです。
たくさんマッコリを飲んで、韓国の1日目は終了です。
韓国/香港3泊4日旅行記 vol.2はここまで。
次回、vol.3へと続きます。